工事前の写真と着工写真は何が違いますか?撮り忘れを防ぐ
窓リノベの補助金には、写真の提出が欠かせません。名前の似た「工事前写真」と「着工写真」があり、違いが分かりにくいと感じる方も多いはずです。
この記事では、公式サイトの記載(2026年10月13日時点)をもとに、2種類の写真の違いと、撮り忘れを防ぐための段取りを整理します。
作成者 吉川 貴裕(株式会社White Label Works 代表/屋号「窓リノ」) プロフィール
作成日 2026年10月19日 最終更新日 2026年10月19日 本記事は2026年10月時点の情報です 読了時間 約8分
工事前の写真と着工写真は、何が違いますか?
工事前写真は補助対象の箇所すべてを工事の前に残す写真で、着工写真は工事の着手が確認できる写真です。撮る範囲もタイミングも異なります。
| 比べる点 | 工事前写真 | 着工写真 |
|---|---|---|
| 撮る範囲 | 補助対象の箇所すべて | 契約工事のいずれかの着手が確認できるもの |
| 枚数の目安 | 補助対象の箇所ごとに撮影 | 1枚で可 |
| 色 | カラー | カラー |
| 提出する場面 | 交付申請の予約と、交付申請 | 交付申請の予約のとき |
| 撮るタイミング | 工事に着手する前 | 工事に着手したことが分かる時点 |
| 撮り忘れたとき | 補助金の交付を受けられない | 着手が確認できないと着工写真として扱われない |
出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年10月13日時点)「申請の流れ」
着工写真は、公式サイトの書類一覧で、交付申請の予約のときに提出する書類として挙げられています。予約は任意なので、予約を行わない場合、着工写真は書類一覧に挙がっていません。
どちらも、補助金の手続きで事業者が提出する写真です。このほかに、工事の完了後には工事後の写真も必要で、交付申請の主な必須書類に挙げられています。
写真は交付申請の書類として提出するものです。公式サイトでは、提出書類の画像が粗く確認が難しい場合、不備となることがあると示されています。カラーで、対象の箇所がはっきり分かるように撮影します。
名前が似ているため、工事前写真を着工写真と取り違える、あるいはその逆といった勘違いが起こりやすい点には注意が必要です。どちらを、いつ、どの範囲で撮るのかを、まず切り分けておきます。
工事前写真は、なぜ撮り直せないのですか?
工事が始まると、窓の元の状態は残りません。公式サイトでも提出の免除はなく、撮り忘れた場合は補助金の交付を受けられないと示されています。
工事前写真は、工事に着手する前に、補助対象の箇所すべてを撮影します。窓が複数ある場合は、それぞれの箇所の撮影が必要になります。
免除の扱いについても、公式サイトは明確です。「工事前写真・提出免除依頼書」は使用できません。工事前の写真は、着手の前に撮るものだと、手続きの最初に決めておくのが安全です。
撮り忘れは、日程が決まったあとに起きやすい
写真は着手の前に撮るものなので、工事の日程が決まったら、撮影の日もあわせて決めておきます。手続きの順番は、工事請負契約、共同事業実施規約、工事前写真、工事の着手です。着手の日が近づいてから慌てなくて済むよう、順番を頭に入れておきます。
着工写真として認められない例は何ですか?
工事箇所に不可逆的な変化が確認できないものは、着工写真とは扱われません。公式サイトには、扱われない例が3つ挙げられています。
たとえば、クレセントを調整した、障子を外した、足場を組み始めたといった状況は、工事が始まっているように見えても着工写真には使えません。元に戻せない変化が工事箇所に確認できることが条件で、具体的にどの状態が当たるかは、事業者が現場で判断します。
消費者の側も、どの状態が着手にあたるのかを知っておくと、撮影のタイミングを事業者に確認しやすくなります。
写真は、手続きのどのタイミングで撮りますか?
工事前写真は着手の前、着工写真は着手の時点、工事後の写真は工事の完了後です。交付申請は、工事の完了・引渡し後に行います。
01工事前写真を、補助対象の箇所すべてについて、工事に着手する前に撮る
02工事に着手し、着手が確認できる着工写真を1枚撮る
03工事の完了後に、工事後の写真を撮る
制度は環境省の先進的窓リノベ2026事業で、補助の上限は住宅1戸あたり100万円です。交付申請の予約は任意で、受付は遅くとも2026年11月16日まで、交付申請の受付は遅くとも2026年12月31日までです。いずれも予算の上限に達した場合はその時点で終わります。
補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年10月時点で公式サイトに掲載されている内容です。交付申請の手続きは工事の完了・引渡し後で、交付申請の予約は任意です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。
着工前に必要なのは、工事前の写真撮影です。予約ではありません。その順番をそろえておくと、写真の撮り忘れを防ぎやすくなります。
窓リノでは、写真をどう進めますか?
窓リノにご依頼いただく場合は、現地確認の際に写真についてご案内します。補助対象の箇所をすべて残せるように、撮影のときは立ち会いのうえで一緒に確認します。
窓リノは、先進的窓リノベ2026事業の登録事業者として、補助金の手続きの窓口になります。現地確認は無料で、お見積りの内容にご納得いただいてから工事に進みます。その場でのご契約をお願いすることはありません。
窓リノは窓の断熱に特化した会社で、愛媛県全域に対応しています。補助の対象にする窓の数や場所が決まっていない段階でも、現地確認のうえで、窓ごとに状況を一緒に整理します。撮影が必要な箇所も、そのとき明らかになります。
窓まわりは、撮影のときに見える状態にします
カーテンや家具で隠れていると、窓全体を撮影しにくくなります。撮影の日が決まったら、窓まわりの荷物を寄せておくと、確認がスムーズです。細かな段取りは、現地確認のときにお伝えします。
撮影の担当は、事前に確認します
公式サイトに沿って、事業者が補助金の手続きを進めます。誰が、いつ、どの範囲を撮影するのかは、契約の前に事業者へ質問しておくと安心です。お見積りだけのご依頼も承っています。
写真の準備は、どこまで進んでいますか?
当てはまる項目が多いほど、写真の準備が進んでいます。下のチェックは診断ではなく、相談の前に状況を整理するためのものです。
写真の準備のセルフチェック(6項目)
当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。
当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。
当てはまった数でみる読み取り方
| 当てはまる数 | 読み取り方 |
|---|---|
| 0〜2個 | 整理を始める段階です。対象の窓の数と、工事前写真の位置づけの2点から確かめてみてください。 |
| 3〜4個 | 準備が半分進んだ段階です。撮影の担当と段取りを、契約の前に事業者へ質問してみてください。 |
| 5〜6個 | 準備はほぼ整っています。撮影の日が決まったら、窓まわりを見える状態にして当日を迎えてください。 |
写真について、よくいただくご質問は?
写真についてよくいただくご質問をまとめました。事業者ごとに扱いが異なる部分は、その旨を添えています。
工事前の写真を撮り忘れたら、あとから免除してもらえますか?
免除はありません。公式サイトでは、工事前写真は提出の免除がなく、「工事前写真・提出免除依頼書」は使えないと示されています。撮り忘れた場合は、補助金の交付を受けられません(2026年10月13日時点)。
工事前写真は、いつ撮ればよいですか?
工事に着手する前です。工事請負契約と共同事業実施規約を結んだあと、工事に着手する前に、補助対象の箇所すべてを撮影します。着手のあとでは、工事前の状態を残せません。
着工写真は、何枚必要ですか?
1枚で足りるとされています。契約工事のいずれかの着手が確認できるカラー写真が対象で、交付申請の予約のときに提出します。工事箇所に不可逆的な変化が確認できないものは、着工写真とは扱われません。
写真は、自分で撮るのですか?
撮影の担当は、依頼する事業者と事前に確認しておきたい事項です。窓リノにご依頼いただく場合は、現地確認の際にご案内します。補助対象の箇所をすべて残すため、撮影のときは立ち会いのうえで一緒に確認します。
スマートフォンで撮った、画像が粗い写真でも提出できますか?
公式サイトでは、提出書類の画像が粗く確認が難しい場合、不備となることがあると示されています。カラーで、対象の箇所がはっきり写るように撮影することが大切です。
相談する前に、何を確認しますか?
最初に確かめたいのは、補助の対象にしたい窓がいくつあるかという点です。工事前写真は、その窓すべてを着手の前に撮影します。数と場所を把握しておくと、現地確認のときの話が進めやすくなります。
相談の前に、現地確認とお見積りから始める
窓リノの現地確認とお見積りは無料です。お見積りのみのご依頼も承っており、その場でご契約をお願いすることはありません。
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