内窓は何を選ぶ?ガラス・枠の色・開き方の決め方を整理する
内窓を入れると決めたあと、実際に何を選ぶことになるのかは意外と知られていません。
ガラスの種類、枠の色、開き方。この3つはあとから変えられない部分です。この記事では、選定で決めることを整理します。
作成者 吉川 貴裕(株式会社White Label Works 代表/屋号「窓リノ」) プロフィール
作成日 2026年9月5日 最終更新日 2026年9月5日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約8分
内窓では、何を選ぶことになりますか?
大きく3つです。ガラスの種類、枠の色、そして開き方。このうちガラスは性能に、枠の色は見た目に、開き方は使い勝手に関わります。
ガラスは目的から決める
冬の冷え込みを抑えたいのか、夏の日射を抑えたいのか、外の音を抑えたいのか。目的によって選ぶガラスが変わります。複数を兼ねたい場合は、どれを優先するかを先に決めておくと選定がぶれません。「とりあえず高性能なものを」で選ぶと、目的に対して過剰になることもあります。まず何に困っているのかを言葉にするところから始めてください。
枠の色は既存の窓と室内で決める
内窓は既存の窓の内側、つまり室内から見える位置に付きます。そのため既存の窓枠の色だけでなく、建具や床の色味とも関わってきます。現地確認では、室内の色を見ながらご提案します。写真だけでは判断しにくい部分です。
見た目は毎日目に入るところ
性能の話に比べると後回しにされがちですが、枠の色は工事のあと毎日目に入ります。既存の窓枠と近い色を選んで馴染ませるか、室内の建具に合わせるか。どちらの考え方もあり、正解はありません。ただ、あとから変えるには製品を入れ替えることになるため、選定の段階で納得しておく必要があります。
開き方は、どう選べばよいですか?
窓辺の使い方で決まります。窓の前に物を置いているか、どのくらいの頻度で開けるか、手が届く高さかどうか。
窓辺に物があるかどうか
窓の前に棚や家具を置いている場合、内窓の分だけ奥行きが変わります。手前に開くタイプを選ぶと物に当たることがあるため、左右に引くタイプが向く場合があります。現地確認では、窓そのものだけでなく窓辺の状況も見ています。置いている物を動かせるかどうかも、このときに伺っています。
開ける頻度で変わること
毎日開ける窓と、季節に数回しか開けない窓では求められる操作性が違います。キッチンのように換気で頻繁に開ける窓なら、軽く動かせることが重要になります。一方、めったに開けない窓であれば操作性より性能や見た目を優先できます。部屋ごとに違う選び方をして構いません。
採寸から取り付けまで、どう進みますか?
現地確認で採寸し、そのサイズで製品を手配し、届いてから工事日を決めます。内窓は既存の窓枠の内側にぴったり収める製品のため、この順番が必要になります。
採寸を間違えるとやり直しになる
採寸に狂いがあると、隙間ができたり、そもそも入らなかったりします。製品は採寸に合わせて手配するため、ここを誤ると作り直しになり工期が大きく延びます。現地確認で時間をかけているのは、この一点を確実にするためでもあります。
希望の時期があるなら逆算が必要
発注から納品までの期間があるため、ご相談いただいてすぐ工事、という流れにはなりません。「寒くなる前に」といった希望がある場合は、その時期から逆算してご相談ください。補助金を使う場合は申請の段取りも加わるため、さらに余裕が必要になります。逆に、時期にこだわりがなければ製品の選択肢を広く取ることができます。
補助金の対象になりますか?
内窓の設置は先進的窓リノベ2026事業の対象工事に含まれています。ただし登録された製品を使うことが条件のため、製品の選定は制度の要件も踏まえて行います。
| 項目 | 内容 | 確認先 |
|---|---|---|
| 制度名 | 先進的窓リノベ2026事業(環境省) | 公式サイト |
| 補助上限 | 住宅1戸あたり100万円 | 同上 |
| 対象の下限 | 1申請あたり合計補助額5万円以上 | 同上 |
| 申請期間 | 2026年3月31日〜2026年12月31日 | 同上 |
| 申請方法 | 登録された窓リノベ事業者を通じて申請 | 同上 |
補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年8月時点で公式サイトに掲載されている内容です。交付申請の手続きは工事の完了・引渡し後で、交付申請の予約は任意です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。
製品選びと制度の要件は同時に見る
目的に合うガラスを選ぶことと、登録された製品であることは両立させる必要があります。どの製品が登録されているかは年度ごとに更新されるため、選定の段階で確認します。制度を使わない場合は、製品の選択肢がその分広がります。補助を受けられる額と、選べる製品の幅。この2つを見比べて判断していただくこともできます。
四国中央市からでも対応してもらえますか?
窓リノは愛媛県全域を対応エリアとしています。サイト上で明記しているのは松山市・今治市・西条市・伊予市・東温市・砥部町ですが、県内であればご相談ください。
01対応エリア|愛媛県全域
02事務所|松山市朝生田町7-2-24 2F
03受付|9:00-18:00(木曜定休)
現地確認は日程を調整して伺います
松山市の事務所から伺うため、現地確認の日程は事前に調整させていただきます。採寸を含めて一度で済ませるため、ご在宅の時間帯に合わせて伺うのが基本です。お見積りのみのご依頼も承っており、その場でご契約をお願いすることはありません。
我が家は、選定の準備ができていますか?
当てはまる項目が多いほど、製品の選定で迷いにくい状態です。下のチェックは診断ではなく、相談の前に整理しておくためのものです。
製品選定の準備チェック(6項目)
当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。
当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。
当てはまった数でみる読み取り方
| 当てはまる数 | 読み取り方 |
|---|---|
| 0〜1個 | まず現地確認から始める段階です。分からない状態でご相談いただいて構いません。 |
| 2〜3個 | 相談すれば選定まで進める状態です。残りは現地で確認しながら整理できます。 |
| 4〜6個 | 選定で迷いにくい状態です。目的と条件に合う製品をそのままご提案できます。 |
迷ったら現地で実物を見ながら
色や開き方は、言葉だけでは決めにくいものです。現地確認の際に、室内の色味を見ながら候補を絞ることができます。その場で決めていただく必要はありません。候補をお持ち帰りいただき、ご家族と相談してから決めていただけます。性能に関わるガラスの選定と、見た目に関わる色の選定は分けて考えると決めやすくなります。
内窓の選び方について、よくいただくご質問は?
製品の選定について実際に伺う質問をまとめました。選べる範囲は製品によって異なるため、一般的な考え方としてお答えしています。
内窓の枠の色は選べますか?
製品によって用意されている色が異なります。既存の窓枠や室内の建具に合わせて選ぶのが一般的です。現地確認の際に、室内の色味を見ながらご提案します。
開き方はどんな種類がありますか?
左右に引く引き違い、上下に動かすもの、手前に開くものなど、製品によって選べる形が変わります。窓辺に物を置いているかどうかで、向いている形が変わります。
ガラスの種類はどう選びますか?
目的によって選びます。冬の冷え込みを抑えたいのか、夏の日射を抑えたいのか、外の音を抑えたいのか。複数を兼ねたい場合は優先順位を決めておくと選びやすくなります。
採寸は自分でやる必要がありますか?
ありません。現地確認の際にこちらで採寸します。内窓は既存の窓枠の内側に収める製品のため、ミリ単位の精度が必要になります。
四国中央市からでも対応してもらえますか?
窓リノは愛媛県全域を対応エリアとしています。サイト上で明記しているのは松山市・今治市・西条市・伊予市・東温市・砥部町ですが、県内であればご相談ください。
製品を選ぶ前に、何を決めますか?
最初に確かめたいのは、何を目的に内窓を入れるのかという一点です。そのうえで冷暖房の負担を数字で見ておくと、ガラスを選ぶときの判断がしやすくなります。
冷房費のシミュレーションで、我が家の負担を数字にする
窓の断熱で光熱費がどのくらい動くのかを、条件を入れて試算できます。個人情報の入力は不要です。
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